WhyForInnovationのブログ

そこにあるものには必ずストーリーがある。あらゆるものの歴史や理由を考えることで次の人類のイノベーションに繋げることを目的とする

痔瘻になった話-入院Day1,2

昨日は手術前の準備やらで更新する余裕が無かった。

手術前日には下剤を飲み腸の中を空にする必要がある。これが自分には効きすぎた。朝から効くようにしているというが夜中から始まり、朝まで下痢が止まらず殆ど寝れなかった。朝まで出すのを我慢しないといけないと思い、最初我慢していたらなんとベッドの上で水の様な下痢が漏れた。

夜中に看護師さんに換えの着替えを貰ったり恥ずかしい思いをしながら朝を迎えた。

 

今度はとどめを刺す様に肛門から下剤を注入され、程なく飲んだばかりの水が出てきた。

 

食事も取れずかなり疲れた状態で午後の手術を待った。点滴を装着され、麻酔は腰椎から下半身麻酔をされ感覚がなくなってきて所で自分も眠ってしまった様に思う。起きると、切除された物を見せられてそのまま看護師さんに部屋まで返された。

 

暫くは足も動かすことが出来なかったが、4時間後ぐらいに寝返りを打てるまでになった。

それと共に肛門から湧き上がる様な熱い痛みが伝わってきて、思わず痛てぇ、と呟いてしまった。

痛み止めをもらうまでこの夜は痛さとの闘いで、痛み止めが効いてから漸く寝れた。一体自分の肛門はどうなってるんだろうかと心配しつつ。

 

もう一つ麻酔後の尿についても問題だった。下半身麻酔は排尿の機能も麻痺させるので自力で出せない場合は、カテーテル尿道に挿入されて人工的に出される。昔一度経験したことがあるが、これが痛いので何とかして避けたい。その思いで夜何とか尿瓶に排尿した。

 

さて、術後1日目は歩いたり、トイレで排尿したりと色々不安な動作を早速やることになったが、思ったほどの痛みは感じずに過ごすことができた。生まれて初めての「座浴」なるものを経験したがこれも激痛なくクリア出来た。そして漸く普通の食事にありつくことが出来た!これがウマイ!

 

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1番の心配は明日の初の排便だ。こんなに切られた肛門を物が通過すると考えると怖くて仕方がない。でも生きるためにやらざるを得ないのでこの病院のプログラムを信じて明日から頑張っていきたい。